こんにちは瀬古土地家屋調査士事務所の瀬古です。
私共の仕事の一つに測量という内容があります。
みなさんが想像する「測量」に間違いないのですが、
測量にも色々種類があります。
現況測量、確定測量、高低測量、、、などなど。
土地家屋調査士事務所がメインで取り扱う測量が、
「確定測量」というものになります。
現地にある物を測量するだけに終わらず、
目に見えていない境界線を明確にするものです。
つまり、境界杭を設置するための測量です。
実は、この目に見えない境界線を明確にするためには、
まさに目に見えない作業がたくさん隠れています。
Aさんの所有している土地の境界を明確にしたいとする場合、
Aさん土地の測量だけでは境界線が明確にならない場合が多く、
隣接するBさん、Cさん土地も測量して面積のばらつきを調査したり、
付近の街区一帯の測量まで行って、
近くの土地に不利益が生じないよう十分な検証を行います。
また、法務局で過去の測量資料の調査もしますし、
昭和以前の税務資料の調査をしたり過去の課税状況も調べます。
農業委員会や土地改良区などで資料調査もします。
その土地の成り立ちについて、過去の資料を総合的に判断して、
隣地の皆様や関係各所とも協議を行い境界を確定いたします。
測量と一口に言いましても、様々な作業が隠れているのです。
従いまして、着手から完了まで2ヶ月〜3ヶ月の期間を要し、
費用も数十万円の事前お見積りが主流となっています。
見積もりについては、私も悩むところでありまして、
実際に必要な作業とかかるコストを積み上げたものではありますが、
お客様に「安いね」と言っていただけるケースは少ないですね。
そりゃ当然のことで、測量を頻繁に行うお客様は少なく、
測量の目的が、家を建てるため、仕方なく測量しなくちゃいけない・・・
土地を売買いするため、仕方なく測量しなくちゃいけない・・・
という事でありますから、当然といえば当然なのですが。
調査士が、どんなに汗をかいて、心を込めて、丁寧に測量したとしても、
お客様からみれば、出来上がった測量図面はどれも同じに見えますよね。
確定測量の図面はいずれ法務局に備え付けられる地積測量図の基となりますので、
誰が見ても見やすいように図面仕様も統一されており、
そこにお客様の心を動かすような感動ポイントを盛り込まないようになっています。
だからこそ、私がこの仕事をしていてガッツポーズをするときは、
お客様から「瀬古さんに頼んで本当に良かった」と言ってもらえたときです。
社交辞令ではなく、心からそう言っていただけた時は言われた側もわかるもので、
「こちらこそありがとうございます」と深々とお辞儀したくなる瞬間があります。
当初、そこまで興味がなかった測量だったけれど、、、、
土地家屋調査士が境界を明確にする意義を説明し、
プロフェッショナル魂をチラチラ見せつつ、
隣地様とのかかわり合いもサポートさせて頂き、
時には泥まみれになり、雨ニモマケズ、真っ黒に日焼けした肌で、
常に笑顔で仕事をやり遂げた時、
そこに、人の心を動かす目に見えない「感動」が生まれる時があります。
瀬古土地家屋調査士事務所の確定測量には「感動」が含まれております。
明細書に「感動」は記載されておりませんが、すべての見積に含まれています。
スタッフ一同、単なる測量屋ではありません。
測量でお客様の心を暖かくする、他事務所とは比較できないスペシャルサービスが含まれております。
測量のこと全くわからないけど、、、
すぐに測量する予定はないけれど知りたいことがある、、、
どんな些細なことでも結構でございます、どうぞ試しにお見積りのお声がけしてみてください。
笑顔で駆けつけさせていただきます。