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瀬古土地家屋調査士事務所

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セットバックについて

2021.04.28

こんにちは瀬古土地家屋調査士事務所の瀬古です。

 

セットバックって聞いたことありますか?

道路幅が4mに満たない道路を4mまで拡張するため、

道路境界線を下げる事を言います。

具体的には、道路中心線から2m後退した線を道路境界線とするため、

境界を下げる事をセットバックといいます。

(正しくは、境界線を下げるではないのですが、簡易的にそう表現します)

 

言葉では難しいので、下の画像で確認してください。

 

 

 

 

建築基準法では、建物を建てる時その敷地は道幅4mの道路に

2m以上接していなければならないとしています。

 

私が居住している三重県内にも、4m以下の道路はたくさんありまして、

4m以下の道路を狭隘(きょうあい)道路と言います。

 

車が余裕を持ってすれ違うことが困難だったり、

消防車や救急車が余裕をもって通行できない道を、

お家の新築や建て替えがあるたびに、みなさんにセットバックしてもらって、

徐々に道幅を広げていくことで、安全に住みやすい街づくりをして行きましょう。

という制度のことです。

 

道幅4mを確保するために自分の土地を道路に提供する、ということなので、

該当する部分を市町村に寄付したりすることで、助成金が発生したりします。

 

詳しくは、お住いの市町村のホームページで「狭隘道路」と検索してもらうか、

お近くの土地家屋調査士までお問い合わせ頂ければと思います。

 

 

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