こんにちは、瀬古土地家屋調査士事務所の瀬古です。
空き家の所有者の立場になって考えてみると、様々な問題が見えてきます。
空き家を解体して更地にしたからといって、すぐ売れる好立地の土地ではない場合に解体工事費用をどう捻出するのか、という問題に直面します。
空き家を解体して更地にすると住宅用地特例が受けられなくなり、固定資産税が6倍になってしまいます。空き家のまま放置しておいた方が「得策」となってしまうのです。
土地が価値を生めば空き家問題は解決するのでしょうが、今はその見込みも少ないです。
資産を産まない、売れない、貸せない土地・建物にも税金と維持管理費はついて回ります。建築基準法や景観法などの法律で空き家を取り壊していくのは困難です。
以上、私見となってしまいましたが空き家を増やさない根本的対策としては、広がりすぎた街を縮小し、新築を減らし中古市場を拡充していくしかないのではないかと考える次第です。
相続手続きの義務化や、空き家バンクの有効活用も空き家対策には有効であると思われます。
不動産に関わる専門家として、日本が抱える「空き家」という大きな社会問題解決に一役買えるような仕事を心がけたいと思う次第です。
瀬古土地家屋調査士事務所では、三重県桑名市を拠点に、測量・登記申請サービスをご提供しています。
桑名市以外にも三重県四日市市、いなべ市、鈴鹿市、愛知県名古屋市、東海市など多岐にわたる地域で調査しております。
土地家屋調査士事務所と一級建築士事務所を併設し、測量登記のプロとしてだけでなく、建築士の視点も活用したサービスをご提供。
さらに、ドローンや3Dスキャナなどの最新の測量機器もご用意しており、幅広いご支援が可能です。
地域密着型街づくりサポート企業として、最高のソリューションをご提供いたしますので、まずはお気軽にご相談くださいませ。
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