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瀬古土地家屋調査士事務所

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初心、原点回帰の時期

2021.07.09

こんにちは。瀬古土地家屋調査士事務所の志知です。

測量業界に入って16年。測量士補時代10年、測量士になって6年です。

測量士にとってのやりがいとはなんぞや?をよく聞かれます。

測量と言えば、全ての工事の一番最初に行われる工種です。
自分たちが測ってきたデータによって、みんなが使う道路ができたり、

何もなかった土地に建物が建つなど、公共性が高い仕事であり、

縁の下の力持ち的な職人っぽい所に魅力もやりがいもあります。

土木工事では測量作業をする技術者の測量士、測量士補、測量補助者を総称して『測量工』といいます。
私は、測量会社時代は、技術部技術課(工事測量班、土地家屋調査士班兼務)で、

多くの公共測量、土木工事測量、施工管理測量と測量業務全般を経験しています。

特に、土木工事測量は測る技能もそうですが、土工さん並みのスキルが必要&体力が必要でした。
測量の器材や資材を山の中へ運ぶ、造成のために切り土、盛り土の丁張やトンボ丁張のために木杭を打つ、

抜き板を切る作業や鉄筋や型枠設置のための墨出し、工事の起点となる基準点測量や水準測量、

縦横断測量、河川海洋の深さを測る深浅測量…。

どの作業も高度なテクニックがいります。やっている最中は、めちゃくちゃキツイです(笑)

ですが、自分が参加した土木工事で出来たトンネルや下水道、高速道路など形になった時の

喜びは次も頑張ろうという活力になります

私の人生も折り返し地点なので、もう一度16年前の気持ちに戻ろうと思います。

初心に戻るや原点回帰は、後退ではなく前進です。

私は、日々『こんなもんじゃねぇだろ。まだやれるだろうが。』と自問自答してますが、

またこれも測量に従事する者の醍醐味で特権ですね。

今週の総括をしながら、来週も質の高い測量を全力投球です。

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