こんにちは、瀬古土地家屋調査士事務所の瀬古です。
「赤道」はご存知でしょうか?
「あかみち」と読みまして、「せきどう」とは別のものです。
ググってみますと、こう書いてあります。
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公図上で地番が記載されていない土地(無籍地)の一つで、道路であった土地をいう。
古くから道路として利用された土地のうち、道路法の道路の敷地とされずにそのまま残った土地がこれに該当し、国有地である。
公図に赤色で着色されていることから「あかみち」と呼ばれている。
現に、道路でなくその予定もない赤道の払い下げを受けるには、用途廃止等の所定の手続きが必要である。
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今、法務局で公図を取得すると、
真っ白な紙に黒い線で境界線が書かれた地図が出てきます。
しかし、今の公図だけじゃなく古い情報も調べたい時、
一昔前の公図も法務局で取得することが出来ます。
「旧和紙の公図をください」とお願いおすると、
和紙に墨で境界が書かれた公図が出てきます。
そこには、赤い色で道が書かれており、青い色で水路が書かれていたりします。
このなごりから、古くから道路として活用されてきた道のことを「赤道」といい、
水路として活用されてきた部分のことを「青道」と言ったりします。
この赤道が曲者でして、地元の皆さんの話し合いで、
みんなが通りやすいように、途中から曲げてしまったりすることがります。
地域の皆さんで合意して快く決めたことなので、大変良いことなのですが、
道を付け替えたときは、役所にその手続をしておかないと後で面倒なんです。
古い図面では道となっているところに家が建っている・・・・
なんて、たまにあることなんですが、現在お住まいの方はそんな事全く知らない。
こういった問題を解決させていただくのも、土地家屋調査士の力の見せ所です。
土地の境界や、赤道のことでお困りでしたら、お気軽のお声がけください。
瀬古土地家屋調査士事務所では、三重県桑名市を拠点に、四日市市、愛知県名古屋市など測量・登記申請サービスをご提供しています。
土地家屋調査士事務所と一級建築士事務所を併設し、豊富なノウハウをもとに、ドローンや3Dスキャナなどの最新の測量機器にも対応しています。
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