こんにちは瀬古土地家屋調査士事務所の瀬古です。
仕事柄、新築のご計画に伴った測量や建物登記のお仕事をたくさん頂いております。
毎日毎日、測量と登記の依頼をいただきます。
ほんとにいいのかな?
こんなに家ばっかり作っていいのかな?
忙しく仕事させて頂く反面で、現場に直面している人間として、
やはり不安になります。
少子高齢化で人は減少していっています。
これはハッキリ出ている数字。
そして空き家が増え続けていることもハッキリ出ている数字。
どこかで誰かが言わなくてはいけないのじゃない?
「これ以上建物増やさないでね」って。
一軒家建てるなら、一軒解体してからねって。
いわゆる地域ごとの建物総量規制的な。
ヨーロッパで家を買う=中古建物が当たり前です。
日本ではなかなか中古の流通が進まない。
国が、新築工事が促進されるよういろいろな優遇措置をしているのも大きな原因。
どこかで誰かが言わなくてはいけないのじゃない?
「これ以上建物増やさないでね」って。
単なる空き家を放置し続けると「特定空き家」に認定されます。
いわゆる朽ち果てた空き家。
ボロボロで、倒壊のリスク高くて、行政が解体工事を代執行したりすることも。
単なる空き家を20年とか放置してたから特定空き家になっちゃう。
いま世間が認識している空き家=単なる空き家だと思います。
だけど、この単なる空き家の多くがこれからドンドン「特定空き家」になっちゃいます。
自分の家の両となりがボロボロに朽ち果てた倒壊寸前の空き家。
行政も手が出せないくらい数が多くなって、街の治安もどんどん落ちていく。
新築はどこまで続くの?
当然、新築をゼロにする必要はないと思うけど、
どこかで誰かが言わなくてはいけないのじゃない?
「これ以上建物増やさないでね」って。
選択肢として、中古の建物もいいよねって。
そのためには、インスペクションという建築士による診断を行ったり、
見た目だけのリフォームに終わらず、中古建物への耐震や断熱工事の促進が
当たり前にならないといけないですね。
瀬古土地家屋調査士事務所では、三重県桑名市を拠点に、四日市市、愛知県名古屋市など測量・登記申請サービスをご提供しています。
土地家屋調査士事務所と一級建築士事務所を併設し、豊富なノウハウをもとに、ドローンや3Dスキャナなどの最新の測量機器にも対応しています。
地域密着型街づくりサポート企業として、最高のソリューションをご提供いたしますので、まずはお気軽にご相談くださいませ。
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