測量の種類 入門編
- 2021.03.26
こんにちは。瀬古土地家屋調査士事務所 測量士の志知です。
今回は、測量の種類についてです。
測量の種類については、測量法に細かく分類されていますが、ざっくり分類すると、測量会社が行う『公共測量』、『工事測量』、ゼネコンの現場監督が行う『土木施工管理測量』、私たち土地家屋調査士事務所が行う『測量登記』です。
土木施工に関する工事測量は、着工前の調査や起工測量(基準点測量、水準測量)、縦横断測量、墨出し、丁張、出来型測定といったものやドローンを使った写真測量があります。
測量登記に関する測量には、境界確定測量、土地分筆、合筆の測量や建物登記があります。
境界確定測量は、対象地はもちろんのこと隣接地や対側地などを含めて街区全体を測量し、面積の調整を行い境界を決めます。市町村に保管されている過去の立会記録や法務局に備え付けられている地積測量図や公図(旧土地台帳附属地図)を解読したり、場合によっては、不動産登記法と照らし合わせたりと、現場での測量と事務所での検証と気を使う細かい作業になります。
私たち、瀬古土地家屋調査士事務所では、最新測量技術を導入し、精度の高い測量を行い既成概念にとらわれず多角的な視点からお客様の土地建物をお守りする不動産コンサルティングを行っています。
土地建物の測量登記を中心に、不動産コンサルティング会社として地域一番の事務所を目指し、全社員日々成長、技術の研鑽と皆様のおやくに立てるよう精進して参ります。